訓練メールはどうやって作るのですか？
訓練メールとして必要なものはメールの本文と、訓練メールに添付する、ウィルスを模した「模擬のマルウェアファイル」です。訓練メールの本文については、キットに同梱のメール本文サンプルをアレンジして作成する、もしくは、普段業務でやり取りしているメールを元に作成するといった形になります。
「模擬のマルウェアファイル」については、キットに同梱のプログラムテンプレートを元に作成していただくことになります。この際、Microsoft社から提供されている無償の開発ツール「Visual Studio Express for DeskTop」が必要になります。なお、開発ツールを使うというと、専門の知識が必要になるのでは？と思われるかもしれませんが、専門の知識が必要となる部分は既にテンプレートとして出来上がっているので、プログラムを作る知識は全く不要で、開発ツールを使うといっても難しいことは何もありません。手引書に沿って進めていただければ、誰にでも「模擬のマルウェアファイル」を作成していただくことができます。
もちろん、専門の知識（VB.NETによるプログラム作成の知識）があれば、より本格的な「模擬マルウェアファイル」を作成いただくことが可能です。
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標的型メール訓練をPDCFAサイクルとして実施するためのイロハをまとめています。訓練実施が初めてという方は是非ご一読下さい。
