標的型メールは見抜くことが難しい。は誤りです

WindowsXPのサポート終了!でも、WindowsXP使えるし・・・

WindowsXPのサポートが終了しました。最後のパッチが「重要度の高いもの」というのは、如何にもWindows7や8に切り替えましょうね。と言っている気がしないでもないですが、まあ、とにかく終了しちゃったわけで、今後、XPの新たな脆弱性を見つけた攻撃者にとっては、美味しいターゲットになるというわけです。

サポートが終了したとはいっても、ハードウェアが動く限りは使えるわけで、私自身、所有しているパソコンの中には、ハードウェアがWindows7以降のOSに対応していないので、XPのままで動かしているものがあります。

あえてXPを使い続ける企業では、XPのマシンはネットワークに繋がない運用にすることで対処するようですが、完全にスタンドアロンで使用し、他のパソコンとデータのやり取りを一切しない運用というのは、それができる業務もあるとは思いますが、実際にはなかなか難しいのではないでしょうか?

ネットワークには繋がないまでも、USBを通じてデータをやり取りすることになる可能性は十分考えられると思うので、USB経由でマルウェアに感染する恐れはあるでしょうし、最初のうちはUSB経由でデータをやり取りしていたとしても、いずれ面倒になって、結局ネットワークに繋いでしまうという可能性もゼロではないでしょう。

「危ないならネットに繋がなきゃいいんでしょ」というのは、一見すると正しいように思えるのですが、果たしてそれが最後まで徹底できるか?

セキュリティ担当者にとっては、悩みのタネが一つ増えたということは間違いなさそうです。

←前の記事へ(
→次の記事へ(
サブコンテンツ